ちなみに以下が、我が家なりに決めたルールです。
■禁止している食べ物
○生の食べ物
妊娠中は母体の免疫力が下がります。そのため普段なら大丈夫な程度の菌でも食中毒にかかる可能性が高くなってしまいます。特に以下の2つのリスクがよく説明されていましたね。
・リステリア菌
妊婦でない人には発症の可能性が低い食中毒菌ですが、妊婦は極端に発症の可能性が高くなります。
発症するとインフルエンザのような症状が出、また胎児に大きな影響を与えます。
・トキソプラズマ
寄生虫の一種。
母体への影響は風邪程度の症状だが、胎児に大きな影響を与えます。
北陸(刺身がウマい!)出身のヨメは生魚が食えないことを非常に悲しんでおりました(笑
■制限している食べ物
○大きな魚
具体的にはマグロ・タイ・カジキ・カサゴ・ムツ・クジラ(魚じゃねーが)。
マニアックな食材としてはサメ(食うのか!?)、バイ貝(北陸ローカル)。
大きい魚は食物連鎖の上位にいるので、水銀の蓄積量が多いからですね。
大人は多少水銀を摂取しても体外に排出できますが、胎児にはそれができず蓄積されてしまい、やはり悪影響を与えてしまうようです。
とはいえこちらは、週あたりの摂取量が決まっているだけで全く食べちゃダメなわけではありません。
なお基準は厚生労働省の公式なもの。
詳しくは調べてもらったらよいですが、メッチャ簡単に言えば『週80g以内』に押さえれば大丈夫です。
※80g≒魚1切れ
■特に気にしてないけど、気を付けろって書いてあるもの
こっから先は「気をつけろ」って書いてあるけど、特に気にしてません。
気にしてない理由も添えて記載します。
○ヨードを多く含む食材
・ひじき、こんぶ、わかめなど海草類
・かに、えびなど甲殻類
・魚
妊婦が摂取していい1日あたり上限が2,200μg。
ただ↑をよく食べる日本人の平均摂取量が1,500μg。
だったらアホほど食わねー限り気にしなくていいよね!
大体にして↑の食材には、次回以降説明する「食べるべき」栄養素もいっぱい含まれとるんじゃい!
○レチノール(ビタミンAの一種)を多く含む食材
1日あたりの上限が2,700μgRE。それに対し気をつけろって書いてある食材の100gあたり含有量。
・何かの肝(レバー、あんきも等)…4,000~14,000μgRE
・うなぎの蒲焼き…1,500μgRE
・卵黄、ほうれん草、春菊…500μgRE前後
肝…一見怖そうだけど、あくまで2,700μgREは「1日あたりの上限」。こんなもん毎日のようには食わねーよ。
うなぎの蒲焼き…毎日のようには食わねーよ
卵黄…1日600gも食わねーよ
ほうれん草…1日600gも(ry
大体にして↑の食材には「食べるべき」栄養素も(ry
※レチノールについては、むしろ「間違ってサプリで補充するんじゃねーぞ!」ってことらしいです。
○スパイスや生姜など
体があったまり血流がよくなる、食欲を増進するが食べ過ぎると子宮収縮が(ry
要するに何が混乱させる要素かというと、「食べすぎはあかん」食材のほとんどが「食べるべき栄養素」も含んでるってことです。そしてどれもこれもよく見ると、常識外の過剰摂取をしない限り大丈夫だってこと。
だから結論は『生ものと大きな魚』に絞られるんです。
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つわりがあらわれた!
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