2016年6月9日木曜日

役所へのリベンジ!-追記 ~妊婦健康診査費助成金~

このエントリーをはてなブックマークに追加




■妊婦健康診査費助成金

これは妊婦の定期的な検診に係る医療費、計14回分が地方自治体から助成されるものです。
地方自治体から、とは言ってもこれは厚生労働省が打ち出している助成。
どの地方自治体でも14回の補助はされているようです。

うちの自治体では手帳形式になっており、チケットとなるページがミシン目となっているので、
検診毎に病院の方で必要なチケットを切ってもらいます。

14回のうち、1回は初回検診分。初回は各種感染症検査等があるので最も高額で20,000円程度。
うち9回分は基本的な妊婦健康診査のみの検診。これは4000円程度。
残り4回は超音波検査(赤ちゃんの姿が見れる)や貧血検査等があり、10,000円程度のチケットである。


■自治体による差は?

すべての自治体にある、と上で書きましたが、実はその額面については自治体によって差があります。
(なので値段については少々ぼかした表現となります。)

違いがある理由は、「補助は国と地方自治体の予算で折半だから」。
つまり予算に余裕のある自治体では高く、そうでない自治体では安い、ということになります。

国の負担分は7万円、これが支給のミニマムとなります。
あとはこれに地方自治体がどの程度上乗せできるか。
マックスは自治体も国と同額を支払う14万。この7~14万の間で自治体により差が生まれるわけです。

なおうちの自治体は14回で10万円程度でした。一応これで基本的な検診はすべて賄えました。


■予定外の医療費

上記助成金で賄えるのは、あくまで「基本的な検診」に関してです。
妊娠の過程で何らかのトラブルがあった場合、それに対する対処の医療費は別にかかります。

ので、大掛かりなトラブルになる可能性もあるので、女性特有の疾患に対する保険への加入はオススメしておきます。(帝王切開の場合にも適用される保険もあるしね。)

うちの場合はとある事情で内科にかかる必要があり、若干自己負担分がありました。
とはいえ負担は生活費の誤差の範囲内。
妊娠出産というイベントの大きさを考えると、ほぼ0と言っても過言ではない数字でしょう。

もちろんその他にベビーグッズの費用はかかりますが、こちらはイロイロと安く上げる努力はしました。
OffHou○eに行ったり、ネット通販で安いグッズを探し回ったり…

またたくさんグッズを下さったロコ・いますけの姉妹、両親、知り合いの皆様には感謝感謝です☆彡m(__)m



■日本という国に生まれて

いや、ホンマに。
妊娠出産という人生の一大イベントの医療費がほぼノーコストでいけるとは思いもよらなかった。

健康診査費助成、出産一時金、児童手当…
いずれも少子化対策のため新設・増額され充実したものです。
そうした助成がないと子育てがしにくくなった、かつてほど若者の収入が多くなくなった社会背景はあります。そんな時代になってしまったことをネガティブに捉える向きもあるでしょう。

それでも私はやはり、こんな貧困層ギリギリの私ですら大きな憂いもなく子育てができるこの国・時代には感謝すべきだと思うのです。

「子どもは7歳までは神様からの預かりもの」
そう言われていた時代もあったわけだし、現代でもそういう国・地域はたくさんあるのだろうから…



□関連記事
役所へのリベンジ!-前編 ~妊娠届出書
役所へのリベンジ!-後編 ~保健師との面談と母子手帳~

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿